Take my soul モヤモヤ編

モヤモヤしています

Way of History

Steam Free to playの村ゲー。

「トラヴィアン」のような典型的な村ゲー+Civilizationシリーズのテクノロジー開発要素、道路、資源開発地などのインフラ開発要素+アイテム課金要素などを混ぜ込んだゲーム。

 

古代から現代に至るテクノロジーを開発していくルート選択が選べる、という点は魅力的であるものの、科学力を生産する建築物と、鉱山資源を生産する建築物を建てる場所が共通で一つしかない(つまり二者択一になる)、スタート地点がランダムで決まるのだが、砂漠バイオームに配置されると石が生産できない?(ゲーム内Wikiでは砂漠以外の丘で建築可能、とあった)などゲーム性としてまず不可解な点がちらほら。

Civilizationはプレイ時間は長いものの、リプレイを想定した学習ができる程度のスパンはあるのだが、村ゲーというのは非常に1プレイのスパンが長いため、試しながらプレイするという事に耐えないので、なかなか辛いなと。

 

テクノロジー選択だけなら必須と思えるものを選択していったり、最速で強力な軍事ユニットや遺産をアンロックしにいったりなど、個人の戦術が見えたりもするかと思うが、そもそも村ゲは開始が遅れている新規プレイヤーと古参プレイヤーとの差があるというのもありううむとなる。

 

あと、1回だけテクノロジーの進捗が2日前くらいに巻き戻るという致命的なバグが発生し、しかも内部的には完了しているんだけど再研究すると2倍の効果を得られているという謎の状態で、もうこの時点でかなりクソゲーとしてしかみられなくなった。

 

もう一つ致命的な点として、戦闘シミュレータがあるのは良いのだけど、なぜか戦闘結果が3DRTSみたいな体で描画され、そのしょっぱいRTSにおけるルール(お互いに正面から突っ込んでいって殴り合う)のせいで、脚が早い弓兵が前に出過ぎて死んだりとか、そういう無様なところを見せられる。

 

あと、入力した値を受け付けずにラクダ+戦車+トレバシェットという謎軍隊を展開しはじめるときがあり、もうシミュレータとしても終わっている。やばい。

 

戦闘ルールもなんかお互いの地点にポツポツと拠点がある劣化RTSみたいな感じなんだけど、これを生き残った側が全部破壊して回るまで戦闘が終わらんというこれまた雑な作り。

 

書いてる内に怒りが込み上げてきたのだが、もう少し続ける。

インフラ要素があり、テクノロジーの開発にともなって都市の外の貴重資源を開拓してバナナ農園とか鉱山とか水田とか道路とかを作れる。これを作る事で生産ボーナスや移動ボーナス等を得られる模様。

 

それは良いのだが、インフラ開発に労働者というユニットが必要で、これが1都市時に80人、2都市時だと240人必要になる。そう、なぜかコストが3倍になる。

 

で、先に2都市目を建ててしまった俺はいざインフラを整備しようと思った時に首都の80%くらいの人口を要求されてしまい(このゲームはユニット生産時に都市人口を消費する)、泣く泣くアンインストールする羽目になった。

 

この点、シヴィ的な観点でいくと、都市を迅速に作るのがアド、なわけなんですが、このゲームにおいては都市を作ると損になる罠があるわけで、このあたりシヴィの要素をパクりつつ入れてくるあたりノーセンスノーリスペクトな感じである。

 

あと1都市に配置できる建築物の枠がかなり少なく、何かを諦めないといけないというのは結構悩ましい要素なのかもしれないけど、明らかに足りないよねって感じもする。

軍事ユニットが結構バランス良く組む必要があるくさいのに2つ兵士生産所建てる余裕ないとか、そもそも石が生産できないとか(これは絶対許さんぞ)

 

で、ダメ押しとしてアイテム課金要素があって、無料石もあるんだけど、これで資源ブーストとか生産一瞬完了とかできる。うん。

ただこんだけ不具合やら煩雑性があるゲームに課金しないほうが良いと思う。